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Posted by 京つう運営事務局 at

2016年09月30日

漱石





その作品でしか知ることのなかった夏目漱石を

妻の鏡子の妹の目から見た物語で今

知ることとなったことは

自分の中で嬉しいことです

生い立ちから晩年までです

奥方を知ることになったのも嬉しい

今、正岡子規の「病床六尺」を毎晩少しずつ読んでいます

亡くなる二日前まで書かれているというその作品を

淡々と読んでいます

子規とも交流があったということで

作中に登場する正岡子規はまだ元気なころですね

スキンヘッドでまるでそっくりの姿で登場します

それにしても

生い立ちが切なく哀れだったこと

漱石の写真

物憂げに遠くを見ているあの写真です

椅子の背もたれに肩肘をついて左側から撮られている

寂しげですね

でも美しい端正なお顔立ちです

奥方の鏡子さんの写真はと言えば・・・

あの時代ならば、ごく普通ですかな

ふくよかなお顔は、たぶんウケた時代じゃないかしら・・・?

漱石はスラリとした可愛い女性が好おきだったらしいけど

裕福なお嬢様育ちの鏡子さん

親に愛されることのなかった孤独な生い立ちの漱石

私が思うに、鏡子さんはよく頑張った女性だと思いますが

評判はあまりよくなかったらしいのですね

それでも、安月給の教師でありながら

書生たちへの大盤振る舞いやら助成やら・・・

よく辛抱した女性だったと思うんです

悪妻なんてオカシイ・・・!

夏目漱石の妻

また「坊ちゃん」読んでみたくなりました


  

Posted by 童話好き at 13:04